泡だとかぽこだとか。時折ルージュとか。初めての方は「各カテゴリ説明」をお読みください。
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「おや、ソレは良くありませんね。魔法を使って差し上げましょうか?」
スイフリーにグイズノーが微笑む。
「いや、いい。病気ではない」
「どういうことだ」
眉を寄せるスイフリーに、アーチボルトが尋ねる。
「あっちの精霊使いにも聞いてみたらいい。何か精霊の働きが変な感じなのだ」
実際尋ねてみると、マウナやエキュー、ノリスは首を縦に振った。
「気のせいじゃなかったのね」
マウナは眉間に指を当ててため息をつく。どうやら妙な感覚を気のせいで済ませたかったらしい。
「まあ、仕方ないな。お互い重ならないように精霊をつれてきたことだし、まあ、大丈夫だろう」
スイフリーはため息混じりに言う。
「ソレよりアーチー、さっきの答えだが。気に食わないのはわたしもおなじだ。あまりにおあつらえむきすぎる。広間の規模から大勢の招待客を呼ぶ施設のようだが、ソレにしたって部屋数がなあ」
「でも、わたくしたちが脇道を通るまでは誘導できても、この屋敷に入るのは誘導ではないでしょう? 偶然ですよ」
グイズノーは笑う。のんびりした口調は、警戒していない副産物だ。
「真にココを目的地にしたいのであれば、そのように誘導してくるさ。いくらでも方法があるからな。まあ、いい。こうなったらとことん策に乗ってやろうじゃないか。一人一部屋使って、警戒だけはしておこう」
「いつもどおり見張りも立てるわけだな」
「そういうことだ」
話し合いの結果、お互いの部屋を決める。
階段から最も近い左右の部屋を、それぞれパラサとノリスが使うことにした。コレは階段から誰かが上ってきてもすぐに分かるようにという配慮の元だ。その隣の部屋はそれぞれアーチーとレジィナが使っている。コレも直接戦えるものが前に居たほうがいいからだ。
エントランスの吹き抜け前の両側にはそれぞれスイフリーとエキュー。コレも階段から上ってくる相手に、ジャベリンが個別に飛ばせるからである。階段前の部屋にはイリーナとガルガド。その奥側にマウナとグイズノー。左の廊下突き当たりにヒース、その前がフィリス。右側は突き当たりにクレア、その前がバスということになった。クレアから遠く離れたパラサから文句が出た以外は、部屋割りはすんなりと決まる。
見張りはいつもどおり三交代制で、1直目にパラサとレジィナ、2直目にノリスとアーチー、3直目にマウナとクレアが当たることになった。
現在は2直目である。
アーチーはノリスと組んだことを早くも後悔し始めていた。これではグラスランナーと居るのとそう変わらない。
戦力的には期待できそうだが、コレではプラスマイナスでマイナスだ。
「なーんにも起こらないねー」
「起こってたまるか」
階段に座って足をぶらつかせるノリスにアーチボルトはため息混じりに答える。こういう態度はどうかと思うが、実際何も起こらず時間は過ぎていきそうだ。
(考えすぎだったか)
自分の深読み具合に少々内心苦笑したとき。
屋敷が唐突に大きく揺れた。
■なんかちょっと文章が淡々としすぎたかも。
まあ、いいや。
現在、最終に向けて、友人にラスボスの能力値を発注しました。
それが完成したら友人たちとさいころ振りです。
今度こそそれに参加して、ぜひともアーチーかパラサがやりたいです。
すごいらしいですよ。
スイフリーにグイズノーが微笑む。
「いや、いい。病気ではない」
「どういうことだ」
眉を寄せるスイフリーに、アーチボルトが尋ねる。
「あっちの精霊使いにも聞いてみたらいい。何か精霊の働きが変な感じなのだ」
実際尋ねてみると、マウナやエキュー、ノリスは首を縦に振った。
「気のせいじゃなかったのね」
マウナは眉間に指を当ててため息をつく。どうやら妙な感覚を気のせいで済ませたかったらしい。
「まあ、仕方ないな。お互い重ならないように精霊をつれてきたことだし、まあ、大丈夫だろう」
スイフリーはため息混じりに言う。
「ソレよりアーチー、さっきの答えだが。気に食わないのはわたしもおなじだ。あまりにおあつらえむきすぎる。広間の規模から大勢の招待客を呼ぶ施設のようだが、ソレにしたって部屋数がなあ」
「でも、わたくしたちが脇道を通るまでは誘導できても、この屋敷に入るのは誘導ではないでしょう? 偶然ですよ」
グイズノーは笑う。のんびりした口調は、警戒していない副産物だ。
「真にココを目的地にしたいのであれば、そのように誘導してくるさ。いくらでも方法があるからな。まあ、いい。こうなったらとことん策に乗ってやろうじゃないか。一人一部屋使って、警戒だけはしておこう」
「いつもどおり見張りも立てるわけだな」
「そういうことだ」
話し合いの結果、お互いの部屋を決める。
階段から最も近い左右の部屋を、それぞれパラサとノリスが使うことにした。コレは階段から誰かが上ってきてもすぐに分かるようにという配慮の元だ。その隣の部屋はそれぞれアーチーとレジィナが使っている。コレも直接戦えるものが前に居たほうがいいからだ。
エントランスの吹き抜け前の両側にはそれぞれスイフリーとエキュー。コレも階段から上ってくる相手に、ジャベリンが個別に飛ばせるからである。階段前の部屋にはイリーナとガルガド。その奥側にマウナとグイズノー。左の廊下突き当たりにヒース、その前がフィリス。右側は突き当たりにクレア、その前がバスということになった。クレアから遠く離れたパラサから文句が出た以外は、部屋割りはすんなりと決まる。
見張りはいつもどおり三交代制で、1直目にパラサとレジィナ、2直目にノリスとアーチー、3直目にマウナとクレアが当たることになった。
現在は2直目である。
アーチーはノリスと組んだことを早くも後悔し始めていた。これではグラスランナーと居るのとそう変わらない。
戦力的には期待できそうだが、コレではプラスマイナスでマイナスだ。
「なーんにも起こらないねー」
「起こってたまるか」
階段に座って足をぶらつかせるノリスにアーチボルトはため息混じりに答える。こういう態度はどうかと思うが、実際何も起こらず時間は過ぎていきそうだ。
(考えすぎだったか)
自分の深読み具合に少々内心苦笑したとき。
屋敷が唐突に大きく揺れた。
■なんかちょっと文章が淡々としすぎたかも。
まあ、いいや。
現在、最終に向けて、友人にラスボスの能力値を発注しました。
それが完成したら友人たちとさいころ振りです。
今度こそそれに参加して、ぜひともアーチーかパラサがやりたいです。
すごいらしいですよ。
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