泡だとかぽこだとか。時折ルージュとか。初めての方は「各カテゴリ説明」をお読みください。
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「あ、精霊魔法でトンネル掘ればいいんじゃない? コレなら戦力ばらばらなんてことないし、危なくないんじゃない?」
ノリスの言葉に、スイフリーは苦い顔をする。
「ソレも考えた。がけ崩れがたいした規模でなければ使える策だ。が、がけ崩れがたいした規模でなければ、さっきの冒険者たちは乗り越えるなりなんなりしただろう。そうしなかったということは、かなりの規模と考えていい。トンネルは確かに有効な策ではあるが、この人数が無事に通り抜けられるだけの大きさと時間拡大を考えると、赤字だ。コレは試したことがあるから間違いない」
「あの時は200メートルくらい進むのに60万かかったにゅ」
「私の落下制御もはいってるわよ、その値段」
「コレから何があるか分からない以上、魔晶石の無駄使いは避けたい。……それにトンネルだと通っている最中、後ろから襲われたら逃げ場はないぞ。故に却下だ」
スイフリーの返答に、マウナとイリーナがお互いの引きつった顔を見合わせる。
「……60万って、単位はガメルだよね?」
「っていうか、できないわけじゃないんだ……」
「そんなでっかい穴掘って、何したの?」
分かっているのかいないのか、ノリスが不思議そうな顔をしてスイフリーを見た。
「……秘密だ」
「えー、教えてよー」
「言えない。言ったらわたしたちの首が飛ぶ。これは比喩じゃないぞ」
ノリスはまだぶーぶー文句を言っているが、スイフリーたちは軽く聞き流して最終的な話し合いを進める。
「結局、脇道を行くか」
「どっちに行ってもリスクはある。脇道のほうが多少偶発的なリスクが低いだろうなあ、というくらいの差だ」
「じゃ、脇道行くか」
色々考えた割には、最終的な決断はあっさりとしたもので、アーチボルト・スイフリー・ヒースの三人の間で決定され、実行に移ることになった。
教えられた脇道は、街道を少し戻ったところにあった。簡単に見つけられる脇道だったから、一度通ったときにも見た気がする。ただ、通る必要が無かったからあまり記憶に無いだけだろう。道は馬車が通るのだろう、轍のあとがある。が、使われなくなって久しいのか、草が生い茂りあまり歩きやすい雰囲気ではない。ただ、木がキレイに切られているためにコレが道なのだろう、と判断できる程度の話だ。辺りはうっそうとした森で、少々薄暗い。
「いかにも何かありそう」
フィリスが苦笑する。
「相手はあのお方だぞ? 何かあって当然だろう」
「私たちが旅してるの、知らないかもしれないよ?」
嬉しそうなアーチボルトにたいし、レジィナはため息をつく。
「まあ、気にしていても仕方が無い。ちゃっちゃと行くぞ」
■昨日はDQコンサートにいっておりまして、お休みしました。
■前回の分を書いたときに、友人に「トンネルはー?」と突っ込みを入れられたので、とりあえずいいわけめいたことを書いてみた。
「トンネル」を忘れていたなんて、秘密だ。
バブリーズリターンでオランのお城にトンネルで忍び込んだとき、確か60万といっていたので、その辺りを使ってみたよ。ちなみに200メートルという表記はネットで発見。
一応発言者は清松さんだから、公式ってことで言い張る。
ここからもご都合主義で進んでいくよ。
ノリスの言葉に、スイフリーは苦い顔をする。
「ソレも考えた。がけ崩れがたいした規模でなければ使える策だ。が、がけ崩れがたいした規模でなければ、さっきの冒険者たちは乗り越えるなりなんなりしただろう。そうしなかったということは、かなりの規模と考えていい。トンネルは確かに有効な策ではあるが、この人数が無事に通り抜けられるだけの大きさと時間拡大を考えると、赤字だ。コレは試したことがあるから間違いない」
「あの時は200メートルくらい進むのに60万かかったにゅ」
「私の落下制御もはいってるわよ、その値段」
「コレから何があるか分からない以上、魔晶石の無駄使いは避けたい。……それにトンネルだと通っている最中、後ろから襲われたら逃げ場はないぞ。故に却下だ」
スイフリーの返答に、マウナとイリーナがお互いの引きつった顔を見合わせる。
「……60万って、単位はガメルだよね?」
「っていうか、できないわけじゃないんだ……」
「そんなでっかい穴掘って、何したの?」
分かっているのかいないのか、ノリスが不思議そうな顔をしてスイフリーを見た。
「……秘密だ」
「えー、教えてよー」
「言えない。言ったらわたしたちの首が飛ぶ。これは比喩じゃないぞ」
ノリスはまだぶーぶー文句を言っているが、スイフリーたちは軽く聞き流して最終的な話し合いを進める。
「結局、脇道を行くか」
「どっちに行ってもリスクはある。脇道のほうが多少偶発的なリスクが低いだろうなあ、というくらいの差だ」
「じゃ、脇道行くか」
色々考えた割には、最終的な決断はあっさりとしたもので、アーチボルト・スイフリー・ヒースの三人の間で決定され、実行に移ることになった。
教えられた脇道は、街道を少し戻ったところにあった。簡単に見つけられる脇道だったから、一度通ったときにも見た気がする。ただ、通る必要が無かったからあまり記憶に無いだけだろう。道は馬車が通るのだろう、轍のあとがある。が、使われなくなって久しいのか、草が生い茂りあまり歩きやすい雰囲気ではない。ただ、木がキレイに切られているためにコレが道なのだろう、と判断できる程度の話だ。辺りはうっそうとした森で、少々薄暗い。
「いかにも何かありそう」
フィリスが苦笑する。
「相手はあのお方だぞ? 何かあって当然だろう」
「私たちが旅してるの、知らないかもしれないよ?」
嬉しそうなアーチボルトにたいし、レジィナはため息をつく。
「まあ、気にしていても仕方が無い。ちゃっちゃと行くぞ」
■昨日はDQコンサートにいっておりまして、お休みしました。
■前回の分を書いたときに、友人に「トンネルはー?」と突っ込みを入れられたので、とりあえずいいわけめいたことを書いてみた。
「トンネル」を忘れていたなんて、秘密だ。
バブリーズリターンでオランのお城にトンネルで忍び込んだとき、確か60万といっていたので、その辺りを使ってみたよ。ちなみに200メートルという表記はネットで発見。
一応発言者は清松さんだから、公式ってことで言い張る。
ここからもご都合主義で進んでいくよ。
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