泡だとかぽこだとか。時折ルージュとか。初めての方は「各カテゴリ説明」をお読みください。
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「相手はスペクター、物理攻撃は無効だ。効きそうなのはターンアンデット。が、有効なのはシェイド。ともかく精神力を削るしかない」
ヒースは物陰に隠れながら、全員に聞こえるように説明する。
「私は何をすればいいですか!?」
「僕も何すればいいの!?」
「憑依されんように抵抗専念ッ!」
「つまんなーい」
「黙れクソガキ、お前はお前に出来る事をせえっ」
「君シェイド使えるだろ?」
「あ」
攻撃をうけた魔術師は憎悪の眼差しを彼らに向ける。劣勢を悟った魔術師の瞳は狂気に彩られ、今や正常な判断をしているとは思えない。
「許さん、許さんぞぉ、蛮族どもぉぉ!」
吠えるように叫び、スペクターと化した魔術師は腕を大きく振り上げる。その手の指にはめられた指輪が妖しく光った。
「やばい、来る!」
ヒースの叫びと魔法の発動はほぼ同時だった。
大きな爆発が部屋を揺らす。あたりを埋め尽くしていた本や紙が、炎にまかれて激しく燃える。
「あんた自分の研究に誇り持ってんだろ! いいのか!?」
「貴様ら蛮族に研究を奪われるくらいなら、貴様らもろとも全て焼き尽くし壊してくれるわッ!」
「うわっ、その意気や良し!?」
「誉めるなッ!」
魔術師の攻撃魔法をなんとかしのぎ、彼らは反撃の態勢にはいる。
精霊使いたちの放つ闇の精霊の直撃を次々くらい、魔術師がその姿を大きく揺らす。実体をすでに失った魔術師にとって、それはやっかいな術。たまらず魔術師は声を荒げる。
「お前ら蛮族どもにこの研究を横取られ殺されるくらいなら、貴様等もろともこの研究室ごと吹き飛ばしてくれるわー!」
「切れてるー!?」
「誰かあのスペクター様を止めてー!」
各々が口々に叫ぶが、もちろん魔術師がそれを聞くはずもなく、次の瞬間には再び爆風が部屋を襲う。
「うう、痛たたた……みなさーん、無事ですかー?」
爆発が収まり、最初に立ち上がったのはイリーナ。声をかけつつ辺りをうかがう。
「無事よー……けど、助けてー」
瓦礫の下からマウナの声が聞こえ、イリーナは瓦礫をどける。
「怪我はありませんか?」
「なくはないけど、大丈夫。他のみんなも無事かしら」
「無事だー」
少し離れたところでヒースの腕がカクカクとゆれる。瓦礫の下から這い出している最中らしい。
「最後の力を振り絞り全力で攻撃とはの……そんなに研究とやらは重要だったのかの?」
「お宝!?」
「内容によるな。くだんねぇ研究なら魔術師ギルドに買ってもらえん、そうなると宝じゃない。……まあ、ゴブリン退治の報酬だけだな」
「そうです! ただじゃないんですよ、マウナ!」
「……複雑」
「とはいえ……」
エキューは部屋のなかに目を向ける。
「この惨状ですから、期待できませんよ、マウナさん」
「研究もろとも吹っ飛ばすってたからなー」
部屋のなかでは紙類がまだいくつか燃えている。それをノリスがガルガドと共に消してまわっているから、これ以上の延焼はなさそうだ。
「あのおっさんの研究とやが、書き物ばっかりだったらアウトだな」
「じゃあ魔晶石! 魔術師なんだから! それ以外でも何かあるでしょ!?」
■もうあと一回はへっぽこ側です。
そのあと泡側。
そういえば、拍手で「ヒース兄さん、トランスレイト!」という内容の書き込みを頂きました。
以下、ソレについていいわけ。
気になるかただけ、どうぞ。
ヒースは物陰に隠れながら、全員に聞こえるように説明する。
「私は何をすればいいですか!?」
「僕も何すればいいの!?」
「憑依されんように抵抗専念ッ!」
「つまんなーい」
「黙れクソガキ、お前はお前に出来る事をせえっ」
「君シェイド使えるだろ?」
「あ」
攻撃をうけた魔術師は憎悪の眼差しを彼らに向ける。劣勢を悟った魔術師の瞳は狂気に彩られ、今や正常な判断をしているとは思えない。
「許さん、許さんぞぉ、蛮族どもぉぉ!」
吠えるように叫び、スペクターと化した魔術師は腕を大きく振り上げる。その手の指にはめられた指輪が妖しく光った。
「やばい、来る!」
ヒースの叫びと魔法の発動はほぼ同時だった。
大きな爆発が部屋を揺らす。あたりを埋め尽くしていた本や紙が、炎にまかれて激しく燃える。
「あんた自分の研究に誇り持ってんだろ! いいのか!?」
「貴様ら蛮族に研究を奪われるくらいなら、貴様らもろとも全て焼き尽くし壊してくれるわッ!」
「うわっ、その意気や良し!?」
「誉めるなッ!」
魔術師の攻撃魔法をなんとかしのぎ、彼らは反撃の態勢にはいる。
精霊使いたちの放つ闇の精霊の直撃を次々くらい、魔術師がその姿を大きく揺らす。実体をすでに失った魔術師にとって、それはやっかいな術。たまらず魔術師は声を荒げる。
「お前ら蛮族どもにこの研究を横取られ殺されるくらいなら、貴様等もろともこの研究室ごと吹き飛ばしてくれるわー!」
「切れてるー!?」
「誰かあのスペクター様を止めてー!」
各々が口々に叫ぶが、もちろん魔術師がそれを聞くはずもなく、次の瞬間には再び爆風が部屋を襲う。
「うう、痛たたた……みなさーん、無事ですかー?」
爆発が収まり、最初に立ち上がったのはイリーナ。声をかけつつ辺りをうかがう。
「無事よー……けど、助けてー」
瓦礫の下からマウナの声が聞こえ、イリーナは瓦礫をどける。
「怪我はありませんか?」
「なくはないけど、大丈夫。他のみんなも無事かしら」
「無事だー」
少し離れたところでヒースの腕がカクカクとゆれる。瓦礫の下から這い出している最中らしい。
「最後の力を振り絞り全力で攻撃とはの……そんなに研究とやらは重要だったのかの?」
「お宝!?」
「内容によるな。くだんねぇ研究なら魔術師ギルドに買ってもらえん、そうなると宝じゃない。……まあ、ゴブリン退治の報酬だけだな」
「そうです! ただじゃないんですよ、マウナ!」
「……複雑」
「とはいえ……」
エキューは部屋のなかに目を向ける。
「この惨状ですから、期待できませんよ、マウナさん」
「研究もろとも吹っ飛ばすってたからなー」
部屋のなかでは紙類がまだいくつか燃えている。それをノリスがガルガドと共に消してまわっているから、これ以上の延焼はなさそうだ。
「あのおっさんの研究とやが、書き物ばっかりだったらアウトだな」
「じゃあ魔晶石! 魔術師なんだから! それ以外でも何かあるでしょ!?」
■もうあと一回はへっぽこ側です。
そのあと泡側。
そういえば、拍手で「ヒース兄さん、トランスレイト!」という内容の書き込みを頂きました。
以下、ソレについていいわけ。
気になるかただけ、どうぞ。
実は私、あまりソードワールドのソーサラー魔法に詳しくないのです。
確かにTRPGとしてはめちゃめちゃ遊んだのですが、その大半はシーフかファイターなのです。
あんまりルーンマスター系で遊んだ記憶が無い。
ならルールブック見ろよという話ですが、我が家にルルブは御座いません。
うちにあるルルブはMMとDXとNWです。ソードワールドは2.0を予約中です。
……一応、参謀(主にSWのルールを聞くお友達)にトランスレイトってどんな魔法か聞きました。
知らない言語を読めるようになるんですね。
一応ですね、書いてあった言葉は下位古代語ですので、兄さん読めます。(セージ技能高いし、結構兄さん知らない言語って少なそう)
かすれていて、ほとんど字として機能していないので読めない、と明記しましたし、トランスレイトは文字として認識できて初めて読解できるらしいので、多分トランスレイトを使ってもドアの文字を読めなかったと思われます。
まあ、そういうルール適応で。GMは私だ(苦笑)
一番の問題は、私にヒースに対する愛が希薄なことだと思う。(ソレを言っちゃあおしまいだ)
確かにTRPGとしてはめちゃめちゃ遊んだのですが、その大半はシーフかファイターなのです。
あんまりルーンマスター系で遊んだ記憶が無い。
ならルールブック見ろよという話ですが、我が家にルルブは御座いません。
うちにあるルルブはMMとDXとNWです。ソードワールドは2.0を予約中です。
……一応、参謀(主にSWのルールを聞くお友達)にトランスレイトってどんな魔法か聞きました。
知らない言語を読めるようになるんですね。
一応ですね、書いてあった言葉は下位古代語ですので、兄さん読めます。(セージ技能高いし、結構兄さん知らない言語って少なそう)
かすれていて、ほとんど字として機能していないので読めない、と明記しましたし、トランスレイトは文字として認識できて初めて読解できるらしいので、多分トランスレイトを使ってもドアの文字を読めなかったと思われます。
まあ、そういうルール適応で。GMは私だ(苦笑)
一番の問題は、私にヒースに対する愛が希薄なことだと思う。(ソレを言っちゃあおしまいだ)
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